書籍の紹介「百姓から見た戦国大名」
中世の惣村や戦国時代を教えるとき、ちくま新書の「百姓から見た戦国大名」を一読されることをお勧めします。
この本は、中世の農村は、常に飢餓と戦争の不安にさらされており、戦国大名に国取りの野心がなくとも、支配下の村々の意向で他国に侵攻することもあったという、これまでと違った視点で書かれています。
また、村同士の戦争の記述(p69~)もあり、私はこの箇所を読んで、中世の村についての考え方が大きく変わりました。
◆歴史的分野のカテゴリーに、惣村と戦国時代の教材を投稿しているのでご覧下さい。