◆本時の目標
・鉄道開通の苦労に注目して、新しい国づくりへの意気込みと文明開化について考える。
1 機関車に取り付けられているプレートを見せ「日本の機関車第1号を製造したのは何という会社だろう。」という問いをする。
*インターネットで「バルカン・ファウンドリー社」「機関車」のキーワードで検索すればたくさんヒットします。
2 復原修理前の東京駅の写真を見せ、今の東京駅との違いに気づかせる。
3 日本で最初につくられた駅を知っているかを質問する。
*新橋駅、横浜駅
*東京駅は1914年に開業したことを解説する。
4 大隈重信と伊藤博文の写真を見せ、鉄道建設の担当者として活躍したことを説明する。
5 配付資料を読んで、各問いに答える。
➀ お金を出資してくれと頼んだ大隈と伊藤に対して、日本の商人は何と回答したか。
⇒鉄道などというものは得体が知れない。そんなものにお金は出せない。
➁ 二人はなぜアメリカの申し出を断ったのか。
⇒西欧諸国が、アジア・アフリカにおいて、鉄道を武器にして植民地化を進めていたから
➂ イギリス人の投資家は、年率何%で日本にお金を貸すと約束したか。
⇒年率12%
➃ イギリス人投資家は、本国でどうやってお金を集めようとしていたか。
⇒本国で新聞広告を出し、年率9%で出資者を募っていた。
➄ 新政府は、イギリスの銀行から年率何%で100万ポンドを借りることができたか。
⇒年率9%
➅ 急いで機関車を手に入れるためにどうしたか。
⇒イギリスがセイロン島に送ることにしていたのを、急遽取り寄せた。
*配付資料(PDF) そのとき歴史が動いた「鉄道開通」
*この資料は、私が、NKHそのとき歴史が動いた『汽笛一声・日本の産声 ~鉄道開通に賭けた若者たち~』をみて作成したものです。
6 グループで、用地買収が進まない中で大隈が思いついた奇想天外な策について考えさせる。
*イギリス人技術者のエドモンド・モレルを雇う。
*新橋~横浜間、全長29kmのうち約10kmの区間は、海に石垣を築いて線路を敷いている。
7 YouTubeで鉄道開通に関する動画を見せる。
8 最後に、文明開化についてまとめる。