私がまだ小学校の低学年(昭和40年代)だったころ、初対面の大人たちが「終戦の時はどこにいらっしゃいましたか?」とお互いに尋ねあっていたことが印象に残っています。

微かな記憶なのですが、大連、満州、朝鮮、大陸、南方などの地名がよく出てきたような気がします。

満州国国旗

満州国国旗

私の祖父が朝鮮の鉄道会社に勤めていたため、父親は朝鮮生まれの朝鮮育ちです。また、親戚にも、満州国や日中戦争中の中国(武漢三鎮)に住んでいた人がいて、よく話を聞かされました。

しかしながら、授業で子どもたちに満州国などのことを教えるとき、どうもピントはきていないようです。知識としては理解できても、単なる日本の植民地支配としかとらえることができないようです。

当時の日本人にとっては身近な存在だった、大陸について教えようとネットを探していたら、奈良県立図書館・企画展示『子どもたちが見た満州➀』という頁を見つけました。

大阪女子師範学校 修学旅行行程地図

大阪女子師範学校 修学旅行行程地図 S13

★ 授業では次のようなことをしています。

➊ 満州国の国旗を見せる。
➋ 満州国の国歌を聞かせる。
➌ 南満州鉄道株式会社の特別急行列車「あじあ号」の写真や動画を見せる。
*NHKで山田洋二監督が大連に住んでいた少年時代を振り返る番組を録画していたので、それを見せています。
➍ 昭和13年の大阪女子師範学校の修学旅行の行程表から、旅行を疑似体験させる。

★ 満州事変と満州国の建国についての授業を考える際には、「授業づくりJapanさいたま」というサイトが参考になります。