◆目標
・グーグルマップを使って、石油資源の視点からペルシャ湾沿岸の国々に注目させる。
*PC教室で授業をしました。

1. 【作業1】下の写真をヒントに、Googleマップで石油積出港ラス・タヌラの場所を探させる。

*サウジアラビアのダーランの近くにある石油の積み出し港です。ちなみにダーラン(Dhahran)には、国営石油会社「サウジ・アラムコ」の本社があります。

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*この作業を通して、ペルシャ湾に注目させ、机間巡視をするときに、サウジアラビア、バーレーン、カタール、UAE等の場所について関心をもたせことができます。

*ラス・タヌラとタンカーの航路については、共栄タンカー株式会社のホームページが参考になります。

2. YouTubeでラス・タヌラの場所を確認する。

3. 【作業2】ペルシャ湾を航海する船乗りが目印にした コイン島 をGoogleマップで探させる。

*コイン島については、出光タンカー株式会社のホームページが参考になります。

*サウジアラビアのラス・タヌラで石油を積み込んだタンカーは、ホルムズ海峡を通ってインド洋へ向かいます。ホルムズ海峡北側はイラン、南側はオマーンです。コイン島は、オマーン領のようです。

湾内を半日走るといよいよ湾の出口「ホルムズ海峡」に到達します。「海峡」と言うと関門海峡のような狭さを想像されがちですが、ホルムズ海峡はその幅が最狭部で33km程もあり、海峡内には入湾用、出湾用の航路が設けられ、本船はそれを通って、湾出口の「リトルコイン島」を右手に見て出湾、一路インド洋を目指します。(出光タンカー株式会社ホームページより引用)

4. YouTubeでホルムズ海峡に位置するコイン島を確認する。

5. 【作業3】地図帳に印を付けさせ、ペルシャ湾沿岸の国々に石油資源が豊富なことを実感させる。

➀油田のマーク ➁ホルムズ海峡 ➂リヤド ➂カタール ➃バーレーン ➄ドバイ

6. 最後に、サウジアラビアとドバイに関するビデオを見せる。

*テレビで放送されていた番組を録画したものです。