◆本時の目標 筑後川とナイル川の長さを調べる作業を通して、日本の河川と平野の特徴を知ろう。

1. この写真は何だと思いますか。

・筑後川河口の三角州にある島で、北は福岡県、南は佐賀県に属する島

・この島のすぐ西側には、佐賀空港(九州佐賀国際空港)があります。

*上の写真は戦後間もない時期に米軍が撮影したもので、圃場整備前の農地の様子が分かります。

2. 筑後川を河口から遡ってみましょう。

*大川市、久留米市、鳥栖市を経て、日田市まで遡る動画です。

3. Googleマップを使って、河口から日田市までの川の長さを測ってみよう。

4. エジプトのアスワン・ハイ・ダムをGoogleで探しなさい。

5. アスワン・ハイ・ダムから河口までの川の長さを測ってみよう。

6. 筑後川とナイル川を比較して、気づいたことを発表しなさい。

*教科書に載っている資料「大陸にある川と日本の川の比較」(帝国書院p136)の約73kmと約1060kmのところに線を引かせると、考えさせるヒントになります。

◇日本の河川の特徴(大陸の河川と比較して)

➀ 標高の高いところから海までの距離が短い。
➁ そのため急流となって流れている。
➂ 降った雨がすぐに海に流れ込むので、ダムを造るなどして水を有効に利用している。

7. 最後に日本の平野の特徴についてまとめましょう。

◇扇状地 三角州 台地

Googleマップで日本と世界の川を比較してみよう!