生徒の転入と転学について

ものすごく久しぶりの投稿です。

連日のニュースは、東京オリンピックと新型コロナ第5波がメインですね。

それから、今日は原爆投下から76年の節目の日であるだけでなく、核兵器禁止条約が発効(今年1月)して初めて迎える「原爆の日」ということで話題になりました。

さて、今日の投稿は長期休業期間中に多い転入・転学の取扱いについてです。

よく担任の先生に指導要録出席簿の記載について質問を受けるのですが、私なりに初歩的な資料を作ってみましたので、初任者の先生などで困っている方はPPFの資料を参考にしてください。

*こちらをクリックしてください。 → 【解説】 生徒の転入と転学

なお、管理職の先生でも誤解をされている方がいらっしゃいますので、以下のことにご留意ください。

◇ 「」は最後に学校に来た日であり、必ず課業日です。この日も授業日数にカウントします。お休みの日が「去」になることはありません。

◇ 指導要録の「転学・退学等」の欄の勘違いがとても多いようです。上段は括弧書きですが、ここに「去」の日付を記入します。そして下段は転学の日付を記入します。つまり下段は、在学した最終日であり除籍日にもなります。

*(注)よく勘違いされているのが、下段は相手方が受け入れた日付を記入し、上段の括弧書きにはその前日の日付をいれればよいというものです。これは2つの間違いを含んでいます。

◇ 「転学」と「転入」については、次のように考えると頭が整理できます。本校からの転校生を相手校が受け入れた日が、相手校から見て「転入」の日になります。そして相手校が受け入れた日の前日が、本校から見て「転学」の日となります。

*(注)指導要録と出席簿では、「転入」「転学」という用語は使いますが、「転出」という用語は使いません。本校の在籍の最終日(除籍日)は「転学」であり、転出という用語は使用しません。

◇ 仮に相手校が12月4日に受け入れた場合、相手校は12月4日を「転入」として処理し、本校はその前日の12月3日を「転学」として取り扱います。

◇ 「去」と「転学」の日付は原則同じとなりますが、土日・祝をはさんで相手校の受け入れが休み明けになったり、長期休業のために相手方の受け入れが遅くなったりした場合は、「去」と「転学」の日付は異なります。

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