和服の反物を授業に持ち込んでみました
江戸時代の授業において、和服(着物)の反物を教室に持ち込んでみました。
この反物を授業の中でどのように使うと思いますか。
ほとんどの方が想像されたと思いますが、三井の越後屋の絵画史料と結び付けて、商人の台頭と両替商などの金融業の発達に関する授業の導入に使いました。
延宝元(1673)年、三井高利は江戸に「越後屋呉服店」を開業し、「現金掛け値なし」「店前売り」という独創的な商売をしたことは教科書にも載っていますが、「越後屋の手代は京の言葉なり」というおもしろいブログ を見つけました。
あくまで、呉服の高級感を出すために使っていたかも? という推測ですが、京都に仕入れ店を持っていた(三井広報委員会ホームページ)のですから、有り得ることだと思われます。