イギリスのEU離脱に対する若者の反応
2016年6月23日(木)、イギリスにおいてEU離脱の是非を問う国民投票(United Kingdom European Union membership referendum)が行われました。
◆ 下の写真のキャプションを読むと、若いカップルの青いペイントは、EU離脱のために行われた国民投票に抗議して描いたEU旗だということが分かります。
*7/24(金)
A young couple painted as EU flags protest on outside Downing Street against the United Kingdom’s decision to leave the EU following the referendum on June 24, 2016 in London, United Kingdom. The United Kingdom has gone to the polls to decide whether or not the country wishes to remain within the European Union. After a hard fought campaign from both REMAIN and LEAVE the vote is too close to call. A result on the referendum is expected on Friday morning.
◆ YouTube を見ていたら次のような動画を見つけました。
*この動画には My Stupid Girlfriend Explains Why She Vote Brexit | ‘EU Refeyendum’- LOL という説明がついており、投稿主は自分の彼女が国民投票の意味をよく理解しないまま離脱に投票したとしてからかっています
*Brexit とは、Britain と exit を組み合わせた造語で、イギリスのEU離脱という意味で用いられる造語です。
*Referendum(国民投票) の綴りが間違っています。わざとなのでしょうか?
*フットボール、卵、チキンのことが話題になっていますが、会話の内容が分かる人は教えてください。
◆ 今回行われた、EU離脱に関する国民投票の投票率は72.2%でした。
昨年5月7日に行われた下院の総選挙は66.1%だったので、今回の国民投票に対する国民的関心は決して低くはなかったようです。
しかしながら残留派の多い若者たたちの投票率はあまり高くなかったようで、このことが離脱派勝利の一因となりました。
*ニューズウィーク日本版で、『英EU離脱に憤る若者たち: でも実は若年層は投票しなかった世代』という記事を見つけました。
◆ 子どもたちにイギリスのEU離脱について考えさせるときに、初級編としておもしろいサイトを見つけました。
◆キャメロン辞任と新内閣
キャメロン首相が2016年7月13日に辞任。
後任としてテリーザ・メイが首相に就任し、ボリス・ジョンソン(前ロンドン市長)が外相に任命されました。