五円玉を使って勘合貿易を疑似体験

私は足利義満が行った勘合貿易を取り扱うとき、5円玉を使って授業をしています。

中国銭もどきの五円玉

この写真は約400枚の五円玉を、紐で結んだものです。
どのように授業を展開しているかについては、近々、投稿するつもりです。

なお、勘合貿易については、次のことに留意して教材を作りました。

(1) 倭寇と区別するために与えられた勘合は、お札ではなく、紙であること

(2) 室町幕府と明との貿易は、あくまでも朝貢貿易の形を取っていること

(3) 明銭が中国から大量に輸入され、先にもたらされた宋銭とともに、貨幣として流通していったこと

(4) 室町幕府が始めた勘合貿易は、15世紀になると細川氏や大内氏などが貿易の実権をにぎったこと

[重要]中国を中心とする東アジアの外交や経済について取り扱うときは、”朝貢”というキーワードを念頭に置いて授業を行う必要があると思います。

五円玉を使って勘合貿易を疑似体験” に対して2件のコメントがあります。

  1. y.yuk より:

    朝貢貿易ではキリンやライオン、シマウマを送った国もあったと聞いて面白かったです。
    国の統一を維持するために中華思想が必要で、中華思想にとって朝貢貿易は必要だったのだなと思いました。

    1. 編集者 より:

      キリンやライオンなどの話は初耳です。ありがとうございます。
      中国は国の面子と平和外交のため、贈り物に対して何倍もの返礼をしました。それを目当てに周辺の国は臣下の礼をとり、貢物を中国に持って行きました。家来になるだけで莫大な儲けがもたらされたのです。

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