明治維新における富国強兵の3大改革といえば、徴兵令・地租改正・学制ですが、1872(明治5)年に発布された学制について面白いサイトがありますのでご紹介します。

神奈川県で小学校の先生をされていた方(山形県出身)のブログの中に、『学制発布時の学校の建物と設立状況』という頁があり、当時の様子が生き生きと伝わってきます。

教科書に名前が載るような人物として、片山潜の場合はお寺を、若槻礼次郎の場合は農家の座敷と牛小屋の2階を間借りしたものが校舎だったというのは驚きです。

教科書には旧開智学校の写真が載っていて、新校舎がどんどん新政府によってつくられたような錯覚を起こしそうですが、小学校の建設費用は地元負担なのでかなり大変なものでした。

そのため、学制発布から暫くの間は、寺子屋などを母体とする間借りの校舎が多かったようです。

*NHK for School 「学制交付

*文部科学省HP「小学校の普及と就学状況