中学校の社会科の授業づくり

経済産業省『工業統計調査』を活用しよう!


皆さんお久しぶりです。

今年になってまだ1つしか投稿できておらず、毎日焦ったりイライラしたりしています。

気を取り直して、平成31(2019)年は平成最後の年ですから、元号が変わるまでにできるだけたくさん投稿できるように心がけたいと思っています。

ところで、日本の製造業についてネットで調べていたところ、面白いサイトを見つけたのでご紹介します。

それは、社会科の歩き方(中高受験社会科を解説するサイト)というもので、塾講師の方が運営されているものです。

このサイトの中に、「工業製品出荷額が多い市町村トップ100」という興味深い頁がありますので、教材研究の参考にされてはいかがでしょうか。

◇ この頁は何年の製造業の出荷額なのかが記されていませんが、経済産業省のホームページで調べたところ、平成29(2017)年工業統計表の地域別統計表データのようです。

*エイクセルファイルで、市町村別の統計はシート3000です。

◇ 塾講師の方のサイトでは単位が百万円単位になっていましたが、経済産業省の統計では万円単位となっていました。よって、1位の豊田市の製造業の出荷額は14兆2462億7242万円、2位の横浜市3兆7142億7040万円となります。

◇ 帝国書院の教科書では、各工業地帯(工業地域)における都市ごとの製造業の出荷額を円の大きさで表現してますが、これらの主題図が、経済産業省の統計をもとにしていることは明らかです。