昨日(3月16日)、日清・日露戦争の頃から始まった、日本の産業革命について授業をしました。
その際、最初に発達した繊維工業(軽工業)について考えさせるために、次の資料を使いました。
このグラフの読み取り作業を通して、綿糸の紡績業の発達の過程を理解させることができる思います。
子どもたちには、綿糸の生産高が大きく伸びたことだけでなく、輸出高にも注目するように指示をしました。
1896(明治29)年頃まではほとんど輸出していなかったのに、その後、急激に輸出が伸びている理由を考えさせると、いろいろ面白い発想や気づきが出てきました。
*輸入が徐々に減っていることに気づいた生徒が、ナイスな意見を発表してくれました。
その後、製糸業(生糸)に関する次の資料を提示し、紡績業と製糸業の輸出の違いについて説明し、その理由をえるように投げかけました。
*紡績業、製糸業のどちらの資料も、新学社に掲載されていたグラフを基に、お絵かきソフトで作成しました。