中学校の社会科の授業づくり

水島臨海鉄道とタンクコンテナ ~ 瀬戸内工業地域 ~

社会科では公民的分野で流通について取扱いますが、流通と物流の違いについて考えたことはありますか。

物流とは、原材料や商品などの流通のことであり、英語ではPhisical Distribution(物理的流通)と表現するようです。

さて、下の地図を見てください。これは、水島コンビナートと倉敷市付近の交通網の学習のために自作したものです。

 

山陽本線と倉敷駅でつながっている水島臨海鉄道とはどのようなものなのか気になったので調べてみたところ、たくさんの動画が投稿されていました。

その中でも下の動画は、地理の授業で活用できそうです。

特に目を引いたのは、MCLCというタンクコンテナです。これは三菱ケミカル物流株式会社のものであり、水島コンビナートの中核となる製油所「三菱化学」で生産されたものが入っていると思われます。

それから、誰もが知っているJRF(日本貨物鉄道株式会社)はもちろん、他の物流関連の会社のコンテナも出てきます。

普段何気なく、JOT(日本石油輸送株式会社)やNRS(株式会社日陸)という文字がかかれたコンテナをテレビで見たリ、踏切で見かけたリしているような気がしませんか。

JR四国のファンサイトには、たくさんのコンテナが紹介されてあり、参考になります。