昨日(11/11)早起きして、佐世保市で開催された第48回九州中学校社会科教育研究大会に日帰りで行ってきました。
私は全国大会には行ったことがないのですが、九州大会は、今回の長崎大会を含めて4回目です。
最初に参加したのは、まだ若かりし頃、平成3年の第23回宮崎大会でした。その後、随分とブランクがあり、第44回大分大会(H24)、第45回佐賀県大会(H25)に参加しました。
今回の大会は、 3分野別々の学校での開催で、私は公民的分野について研修をするため大野中学校に行きました。
毎回、 九州大会に参加すると、社会科教育の最先端に触れているような気がしてワクワクしますし、自分も教材研究を頑張ろうと意欲的になれます。
ただ、このような大会が研究のための研究になっているような気がするのは、私だけでしょうか。
また、経験豊富で指導力のある先生方がさらに力を付けるような研究はとても大切だと思うのですが、社会科の教員全体の指導力を底上げするような研究もあっていいと思います。
少なくとも、市町村や都道府県レベルでの社会科の研修会では、最先端の研究を推進するだけでなく、日々の授業作りに苦労している先生方を支援するような取り組みが必要だと思います。
毎回同じような顔ぶれの先生方が、大きな研究会に参加し、お互いに切磋琢磨されていることは素晴らしいことですね。これは、私からの皮肉です。
一人で頭を抱えながら明日の授業のネタや展開を考えている先生方が、気軽に参加したり、相談できるような場を設けることこそが必要ではないのでしょうか。