中学校の社会科の授業づくり

フランス革命を徴兵制の視点で考える

皆さんの中には世界史で、フランス革命によって徴兵制が導入され近代的な国民皆兵の軍隊が生まれたと習ったのではないでしょうか。

私は、近代国家が成立すると、権利が保障される代わりに義務が伴い、中でも兵役の義務がもっとも重要だという考え方が広まったという趣旨の話を聞いたことがあります。

フランス革命が激しくなると、周辺諸国が対仏大同盟を結び干渉を始めましたが、それに反発してフランスはイギリス・オランダ・スペインなどに対して宣戦を布告しました。

やがてサンキュロットなどの志願兵だけでは兵力が不足したため、国民皆兵の制度が導入され、ナポレオンは、徴兵制で組織された国民軍を率いて、周辺諸国との戦争を行いました。

◆ 兵役の義務の視点から「フランス革命とナポレオンオン活躍」に関する教材を投稿しましたので、授業づくりの参考としてください。

フランス革命③ ~兵役の義務から革命を考える~