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参勤交代をどう教えるべきか➁「江戸での単身赴任生活」

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参勤交代について見落としがちなのが、江戸に単身赴任した藩士たちの暮らしがどのようなものだったということです。

今回も、別冊宝島「実録参勤交代」 を参考にまとめてみました。

➊ 参勤交代に随行した家臣には、直ぐに国許に帰る者と、そのまま江戸に残って上屋敷に勤める者があった。
・とんぼ返りする者を「立ち帰り」、残る者を「江戸詰め」といった。

➋ 江戸詰めの多くが、国許に妻子を残しての単身赴任生活であった。
・田舎育ちの武士にとって、江戸を体験できる勤番は憧れであった。

❸ 彼らの住まいは、上屋敷を取り囲むように建てられた長屋で、数人暮らしの同居生活だった。
・家臣一人につき二人ぐらいの使用人がいたので、スペースには余裕がなかった。

➍ 江戸での仕事はほとんどなく、とても暇な生活であった。
・主な仕事は、屋敷警備の番役と、事務職の役方
・側仕えの家臣の場合は、大名の登城や外出時に、お供やお使いなどをする仕事があった。
・幕末の紀州藩下級武士の場合、江戸での勤務スタートとなる6月の勤務日数は6日間のみ。7月は勤務なし、8月には13日間という程度のものだった。
・勤務時間は、午前8時または午前10時に出勤して、正午には上がり。

➎ 「カネはないが時間はある」暮らしの中で、一番の楽しみは江戸見物だった。
・社寺参拝が多く、芝の増上寺や両国の回向院などが有名どころ
・遠出をすればお腹が減るので、寿司を食べたり甘酒を飲んだり
・夜は、吉原や方々の岡場所へ

➏ 娯楽ばかりでなく、絵画や徘徊、文筆などの師を求め、同好の士と交わって名をなす風流武士も少なくなかった。

参勤交代をどう教えるべきか③「江戸の留守居役」

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